ARTSAT API  2.7.1
 全て クラス ファイル 関数 変数 型定義 列挙型 列挙型の値 マクロ定義 ページ
クラス ofxSAT::Notifier

通知を受け取るための機能を提供するクラス [詳細]

ofxSAT::Notifierに対する継承グラフ

Protected メソッド

virtual void onNotifyTLE (TLERec const &tle, ofxSATTime const &time)
 
virtual void onNotifyData (ofxSATTime const &time)
 
virtual void onNotifyFinish (ofxSATError const &error)
 

説明

通知を受け取るための機能を提供するクラス

ofxSAT クラスのいくつかの関数は結果を即時に返さずに通知として非同期に返すことがあります。 通知を受け取るにはこのクラスを継承した通知先クラスを作成し、定義されている3つの仮想関数を必要に応じてオーバーライトします。 次に ofxSAT::setup() を呼び出す前に ofxSAT::setNotifier() 関数を使って通知先クラスを登録します。 通知は ofEvent を使ってスレッドセーフに呼び出されます。

関数

void ofxSAT::Notifier::onNotifyTLE ( TLERec const &  tle,
ofxSATTime const &  time 
)
protectedvirtual

TLE 情報が更新されたときに呼び出されます。 通知を受け取るにはこの仮想関数をオーバーライトします。 オーバーライトしない場合はデフォルトの動作が実行されます。

デフォルトの動作は

OF: OF_LOG_NOTICE: ofxSAT::Notifier::onNotifyTLE [TLE :
    1 00000S 13000A   13213.00000000  .00000000  00000-0  10000-3 0  0012
    2 00000  65.0000 132.9020 0054720 087.3320 208.8860 15.53419076000004
    2012/09/24 15:18:16
]

などをログに表示します。

引数
[in]tleTLE 情報
[in]timeTLE を取得した時刻
戻り値
なし
void ofxSAT::Notifier::onNotifyData ( ofxSATTime const &  time)
protectedvirtual

センサデータが更新されたときに呼び出されます。 通知を受け取るにはこの仮想関数をオーバーライトします。 オーバーライトしない場合はデフォルトの動作が実行されます。

デフォルトの動作は

OF: OF_LOG_NOTICE: ofxSAT::Notifier::onNotifyData [time : 2012/09/12 15:17:57]

などをログに表示します。

1回分のデータの更新で複数回の通知を受け取る可能性があります。

引数
[in]time更新されたデータの時刻
戻り値
なし
void ofxSAT::Notifier::onNotifyFinish ( ofxSATError const &  error)
protectedvirtual

1回分のデータの更新がすべて終了したときに呼び出されます。 通知を受け取るにはこの仮想関数をオーバーライトします。 オーバーライトしない場合はデフォルトの動作が実行されます。

デフォルトの動作は

OF: OF_LOG_NOTICE: ofxSAT::Notifier::onNotifyFinish [error : 0 (SATERROR_OK)]

などをログに表示します。

データを取得する過程でエラーが発生した場合は error 引数に渡されます。

引数
[in]errorエラー情報
戻り値
なし